atan2の引数順序をすぐ思い出すための恒等式

二次元直交座標系から極座標系に変換する際に、あるいは「ほとんど同じ話」ですが{x+iy} という形式の複素数を極形式に変換する際に二つの与えられた実数からある角度を得たい場合があります。そのような場合に便利なのが atan2 であることはご存知と思います。私はこの関数の引数の順序を数年に一度はネットで調べてる気がします:こういうのは全く無駄な時間です。

そこで、少し落ち着いて考え、次の恒等式を覚えておけばもう迷わなくなりそうだと思ったのでメモしておきます:

{\theta=\mathrm{atan2}(\sin(\theta), \cos(\theta))\quad(\theta \in (-\pi,\pi]).}

■2019/06/15:値域を修正した.

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