\bigvee が二つ重なったような字(latex)

正式に何という字なのか知らないが,たまに数学の本に \bigvee が重なったような記号が出てくる.(メタレベルでの論理和を表すこともあるらしい).総和記号(シグマ)のように真下に添え字が付いてほしいこともあるので\DeclareMathOperator を使ったらどうかと考えてみた.

Wee

\documentclass[]{article}
\usepackage{amsmath}
\DeclareMathOperator*{\Wee}{\bigvee\kern-.7em\bigvee}
\begin{document}
\begin{equation*}
\Wee_i \,p_i
\end{equation*}
\end{document}
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(自分用メモ)latex文書で作ったPDFの「しおり」を文字化けさせない方法

hyperref を使って作った文書を Arobat Reader で見ると「しおり」が文字化けしてしまう.pxjahyper で文字化けを抑制できる:

\usepackage[dvipdfmx]{hyperref}
\usepackage{pxjahyper}

参考にしたサイト
http://www.isc.meiji.ac.jp/~mizutani/tex/link_slide/hyperlink.html

(自分用メモ)ファイルサイズの計測と記録の自動化

記事執筆のモチベを管理する方法の一つが計測だ.計測と言っても,要するにモチベが上がれば良いのだから実のところ測るべき数字の「質」について悩む必要はない.行数でも良いがtexの場合ならば文字数が良いかもしれない.以前は wc -m した結果を自分でエクセルに貼り付けていたがこれは自動化できてしかるべきなのでCSVファイルを用意し,Makefile から自動で更新できるように方法を考えてみた.

count : yourfile.tex  ## count characters in the files.
	$(eval DATE=$(shell date "+%Y/%m/%d,"))
	$(eval INFO=$(shell wc -m $<))
	$(eval TMPNAM=$(shell mktemp))
	@echo $(DATE)$(INFO) > $(TMPNAM)
	@sed -i -e 's/$<//' $(TMPNAM)
	cat $(TMPNAM) >> count.csv
	@$(RM) $(TMPNAM)
	@tail count.csv

これで
2019/01/13,3000
のような行が毎回 Make count するたびに count.csv に追加されるようになる.

TeXStudio for Windows の設定(自分用メモ)

■目標:platex で作った文書を扱う.

■コマンドの編集
[オプション(O)]>[TeXStudioの設定(C)]を選んで設定パネルを表示する.
必要ならば左のカラムで「コマンド」を選び,右のカラムのコマンドを編集してゆく:
・LaTeX
(old)latex.exe -src -interaction=nonstopmode %.tex
(new)platex.exe -no-guess-input-enc -kanji=utf8 -synctex=1 -interaction=nonstopmode %.tex
・BibTeX
(old)bibtex.exe %
(new)upbibtex.exe %
・Biber
(old)biber.exe %
(new)biber.exe --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars%

texstudiosetting001+

■ビルドの編集
左のカラムで「ビルド」を選び,次のように編集する:
texstudioBuildSetting

参考にしたページ:
TeXstudio/設定/Windows

LyXで日本語を使うようにする設定(Windows)

LyXというのは,texなど(latex, luatex, and so on)をWYSIWIGスタイルで扱うためのラッパーだと思ってください.Wordの数式エディタのような調子で編集し,しかもtexならではのシュッとしたPDFを生成できるというすぐれものです.

便利なのは良いのですが,数式の入った日本語文書を作ろうとすると,Windows版では「ただ動かす」だけでも多少の自明でない設定が必要となります.諸般の事情によりLyX環境を整備するのが二回目となるのでメモ代わりに記事とします.

前提:
1. texlive などのlatex環境がすでに整っている.
2. バイナリはここから取ってきてインストールが済んでいる.

■latexの設定
[ツール(T)] > [設定(P)…] で「出力」「LaTeX」を次のように設定する:
lyx設定出力LaTeX
設定したら[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

■言語の設定
日本語の文書を作成する場合は babel を off にする.
[ツール(T)] > [設定(P)…] で「言語設定」「言語」を選んで次のように設定する:
lyx設定言語設定-言語

■文書-文書クラスの設定
[文書(D)] > [設定(S)…] で「文書クラス」を選んで次のように設定する:
lyx文書の設定-文書クラス

■文書-言語の設定
[文書(D)] > [設定(S)…] で「言語」を選んで次のように設定する:
lyx文書の設定-言語New
設定したら「文書の既定値として保存」して[適用(A)]>[OK]する.

■文書-形式の設定
[文書(D)] > [設定(S)…] で「形式」を選んで次のように設定する:
lyx文書形式

設定したら「文書の既定値として保存」して[適用(A)]>[OK]する.

■変換子の設定
[ツール(T)] > [設定(P)…] で「ファイル処理」「変換子」を次のように設定する:

●LaTeX (luaTeX) -> PDF
lyx設定ファイル処理変換子LaTeX2PDF

設定したら[修正(M)]を押してから[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

●DVI -> PDF(dvipdfm)
lyx設定ファイル処理変換子DVI2PDF

設定したら[修正(M)]を押してから[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

●LaTeX(pLaTeX) -> DVI
lyx設定ファイル処理変換子Platex2DVI

設定したら[修正(M)]を押してから[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

■ファイル形式の設定
ここではビューワとしてtexworksを指定している.
lyx設定ファイル形式
設定したら[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

参考にしたサイト
TeX Wiki LyX/設定/Windows

■履歴
2018/10/24 初稿作成
2018/10/30 若干修正
2018/10/31 さらに修正
2018/11/03 さらに修正

【自分用メモ】ラテン語でiの上の点がなくて棒になってるやつ(伝われ)

■要約: \={\i}

■ラテン語なんかを(まったく知りませんが)latex の文書で引用しようとするとき,i の上の点が棒になってる文字が使いたくなりました.
最初は \={i} かと思ったのですがこれではiの上の点が消えてくれません.調べたら \={\i}を使えば良いようです.(終わり)

■参考:

% !TEX TS-program = platex
% !TEX encoding = UTF-8 Unicode
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{verbatim}
\usepackage{minitoc}
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\title{有限性について}
\date{}
\begin{document}
\maketitle
finite という言葉はラテン語の\textit{f\={\i}nis}から来てるそうです.
\end{document}

latex でギリシャ語の入力(ver2)

■前回の記事では、\textomikron に\’ でアクサングラーヴを付けようとして上手く行かなかったが、LGR を上手く使えば、\’o に対するラップで行けるらしい。

% !TEX TS-program = platex
% !TEX encoding = UTF-8 Unicode
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{verbatim}
\usepackage{minitoc}
\usepackage{textgreek}
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\newcommand{\textgreek}[1]{\begingroup\fontencoding{LGR}\selectfont#1\endgroup}
\newcommand{\showvb}[1]{{#1}$\,\mapsto\,$\textgreek{#1}}
\title{金について}
\date{}
\begin{document}
\maketitle
金(ギリシャ語では{\textgreek{qrus\'os}}と呼びます)は(1)希少な鉱物資源であり(2)加工が容易であり、特に伸展性に富む(3)美しい;といった性質により、世界中で珍重されています。

\section{対応}

\showvb{a},\showvb{b},\showvb{c},\showvb{d},\showvb{e},\showvb{f},\showvb{g},\showvb{h},\showvb{i},\showvb{j},\showvb{k},\showvb{l},\showvb{m},\showvb{n},\showvb{o},\showvb{p},\showvb{q},\showvb{r},\showvb{s},\showvb{t},\showvb{u},\showvb{v},\showvb{w},\showvb{x},\showvb{y},\showvb{z}
\end{document}

■アルファベットの v だけは対応するギリシャ文字がないことに気づいた。

■追記(2017/07/11):田中美知太郎&松平千秋『ギリシア語入門』を読んでいたらシグマの小文字には二種類の字形(σ, ς )がありςは語尾にのみ使い,その他の場合にはσを用いると書いてあった.上の例ではソースに{\textgreek{qrus\'os}}と書いてあり語中と語尾の二箇所にsが出現しているが,ギリシャ文字に置き換えられる際に(σ, ς )の使い分けが正しくされている.便利だ.

latexのギリシャ語テキスト(しかもアクセント付き)の扱い

■(追記)こっちの記事のやり方のほうが良いと思う。

■latex の入力テキストとして、現在では当たり前のように utf-8 を使える。しかし、入力テキストにutf-8を使えるということと、latexの出力にそれを上手く反映させることはまた別の問題。
実際、アクセントのついたギリシャ語単語の表示なんかはまだ面倒、らしい。

■textgreek パッケージにより、\texalpha, \texbeta, \texgamma, …, \textchi などで個々の文字を入力することができるが、たとえばアクサングラーヴを\textomikron に施そうとしたら妙な方向にずれてしまってうまく行かない。

■仕方ないので、webページからその文字を直接取ってきて使った。というわけで、こんな感じのチグハグな処理をしている:

% !TEX TS-program = platex
% !TEX encoding = UTF-8 Unicode
\documentclass{jsarticle} 
\usepackage{minitoc}
\usepackage{textgreek}
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\newcommand{\textgreek}[1]{\begingroup\fontencoding{LGR}\selectfont#1\endgroup}
\title{金について}
\date{}
\begin{document}
\maketitle
金(ギリシャ語では {\textchi}{\textrho}{\textupsilon}{\textsigma}\textgreek{ό}{\textvarsigma} と呼びます)は(1)希少な鉱物資源であり(2)加工が容易であり、特に伸展性に富む(3)美しい;といった性質により、世界中で珍重されています。
\end{document}

■結果がこうなれば成功:

■もっと簡単な方法があるのではないか感がある。

Windowsからevinceを使う

■evinceとは
ubuntuなどをつかってるときのデフォルトのPDFビューワです.

■evinceをWindowsで使うメリット
アドビのPDFビューワと異なり,ファイルをロックしません.TeXWorksのような統合環境ではなくコマンドラインからlatexをコンパイルしているときに便利です.

■インストール方法
$ pacman -Ss evince
とやれば幾つか候補がでてくるはずです.

■使い方
$ evince hoge.pdf&
としてやり,hoge.texを色々編集してコンパイル.いちいちhoge.pdfを閉じる必要はありません.

■■■ 追記2018/10/25 ■■■ 
この記事を書いたときにはMinGWやMSYS2環境でやっていましたが最近はうまくいかないようです.
MinGWやMSYS2ではなくWSL(Windows Subsystem for Linux)上のUbuntuでevinceを使う記事を書きました.

TeXworks設定メモ

一発で見つけられなかったのでメモしておきます。
[編集]>[設定]で出る設定パネルで「タイプセット」を選び,以下のようにpLatex を追加します:

latexsetting

(追記: 「texworks 日本語」でググるのが正解だったらしい → TeX wiki — TeXworks/設定/日本語環境用の設定 )