TeXStudio for Windows の設定(自分用メモ)

■目標:platex で作った文書を扱う.

■コマンドの編集
[オプション(O)]>[TeXStudioの設定(C)]を選んで設定パネルを表示する.
必要ならば左のカラムで「コマンド」を選び,右のカラムのコマンドを編集してゆく:
・LaTeX
(old)latex.exe -src -interaction=nonstopmode %.tex
(new)platex.exe -no-guess-input-enc -kanji=utf8 -synctex=1 -interaction=nonstopmode %.tex
・BibTeX
(old)bibtex.exe %
(new)upbibtex.exe %
・Biber
(old)biber.exe %
(new)biber.exe --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars%

texstudiosetting001+

■ビルドの編集
左のカラムで「ビルド」を選び,次のように編集する:
texstudioBuildSetting

参考にしたページ:
TeXstudio/設定/Windows

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LyXで日本語を使うようにする設定(Windows)

LyXというのは,texなど(latex, luatex, and so on)をWYSIWIGスタイルで扱うためのラッパーだと思ってください.Wordの数式エディタのような調子で編集し,しかもtexならではのシュッとしたPDFを生成できるというすぐれものです.

便利なのは良いのですが,数式の入った日本語文書を作ろうとすると,Windows版では「ただ動かす」だけでも多少の自明でない設定が必要となります.諸般の事情によりLyX環境を整備するのが二回目となるのでメモ代わりに記事とします.

前提:
1. texlive などのlatex環境がすでに整っている.
2. バイナリはここから取ってきてインストールが済んでいる.

■latexの設定
[ツール(T)] > [設定(P)…] で「出力」「LaTeX」を次のように設定する:
lyx設定出力LaTeX
設定したら[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

■言語の設定
日本語の文書を作成する場合は babel を off にする.
[ツール(T)] > [設定(P)…] で「言語設定」「言語」を選んで次のように設定する:
lyx設定言語設定-言語

■文書-文書クラスの設定
[文書(D)] > [設定(S)…] で「文書クラス」を選んで次のように設定する:
lyx文書の設定-文書クラス

■文書-言語の設定
[文書(D)] > [設定(S)…] で「言語」を選んで次のように設定する:
lyx文書の設定-言語New
設定したら「文書の既定値として保存」して[適用(A)]>[OK]する.

■文書-形式の設定
[文書(D)] > [設定(S)…] で「形式」を選んで次のように設定する:
lyx文書形式

設定したら「文書の既定値として保存」して[適用(A)]>[OK]する.

■変換子の設定
[ツール(T)] > [設定(P)…] で「ファイル処理」「変換子」を次のように設定する:

●LaTeX (luaTeX) -> PDF
lyx設定ファイル処理変換子LaTeX2PDF

設定したら[修正(M)]を押してから[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

●DVI -> PDF(dvipdfm)
lyx設定ファイル処理変換子DVI2PDF

設定したら[修正(M)]を押してから[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

●LaTeX(pLaTeX) -> DVI
lyx設定ファイル処理変換子Platex2DVI

設定したら[修正(M)]を押してから[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

■ファイル形式の設定
ここではビューワとしてtexworksを指定している.
lyx設定ファイル形式
設定したら[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させる.

参考にしたサイト
TeX Wiki LyX/設定/Windows

■履歴
2018/10/24 初稿作成
2018/10/30 若干修正
2018/10/31 さらに修正
2018/11/03 さらに修正

latex でギリシャ語の入力(ver2)

■前回の記事では、\textomikron に\’ でアクサングラーヴを付けようとして上手く行かなかったが、LGR を上手く使えば、\’o に対するラップで行けるらしい。

% !TEX TS-program = platex
% !TEX encoding = UTF-8 Unicode
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{verbatim}
\usepackage{minitoc}
\usepackage{textgreek}
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\newcommand{\textgreek}[1]{\begingroup\fontencoding{LGR}\selectfont#1\endgroup}
\newcommand{\showvb}[1]{{#1}$\,\mapsto\,$\textgreek{#1}}
\title{金について}
\date{}
\begin{document}
\maketitle
金(ギリシャ語では{\textgreek{qrus\'os}}と呼びます)は(1)希少な鉱物資源であり(2)加工が容易であり、特に伸展性に富む(3)美しい;といった性質により、世界中で珍重されています。

\section{対応}

\showvb{a},\showvb{b},\showvb{c},\showvb{d},\showvb{e},\showvb{f},\showvb{g},\showvb{h},\showvb{i},\showvb{j},\showvb{k},\showvb{l},\showvb{m},\showvb{n},\showvb{o},\showvb{p},\showvb{q},\showvb{r},\showvb{s},\showvb{t},\showvb{u},\showvb{v},\showvb{w},\showvb{x},\showvb{y},\showvb{z}
\end{document}

■アルファベットの v だけは対応するギリシャ文字がないことに気づいた。

■追記(2017/07/11):田中美知太郎&松平千秋『ギリシア語入門』を読んでいたらシグマの小文字には二種類の字形(σ, ς )がありςは語尾にのみ使い,その他の場合にはσを用いると書いてあった.上の例ではソースに{\textgreek{qrus\'os}}と書いてあり語中と語尾の二箇所にsが出現しているが,ギリシャ文字に置き換えられる際に(σ, ς )の使い分けが正しくされている.便利だ.

latexのギリシャ語テキスト(しかもアクセント付き)の扱い

■(追記)こっちの記事のやり方のほうが良いと思う。

■latex の入力テキストとして、現在では当たり前のように utf-8 を使える。しかし、入力テキストにutf-8を使えるということと、latexの出力にそれを上手く反映させることはまた別の問題。
実際、アクセントのついたギリシャ語単語の表示なんかはまだ面倒、らしい。

■textgreek パッケージにより、\texalpha, \texbeta, \texgamma, …, \textchi などで個々の文字を入力することができるが、たとえばアクサングラーヴを\textomikron に施そうとしたら妙な方向にずれてしまってうまく行かない。

■仕方ないので、webページからその文字を直接取ってきて使った。というわけで、こんな感じのチグハグな処理をしている:

% !TEX TS-program = platex
% !TEX encoding = UTF-8 Unicode
\documentclass{jsarticle} 
\usepackage{minitoc}
\usepackage{textgreek}
\usepackage[utf8x]{inputenc}
\newcommand{\textgreek}[1]{\begingroup\fontencoding{LGR}\selectfont#1\endgroup}
\title{金について}
\date{}
\begin{document}
\maketitle
金(ギリシャ語では {\textchi}{\textrho}{\textupsilon}{\textsigma}\textgreek{ό}{\textvarsigma} と呼びます)は(1)希少な鉱物資源であり(2)加工が容易であり、特に伸展性に富む(3)美しい;といった性質により、世界中で珍重されています。
\end{document}

■結果がこうなれば成功:

■もっと簡単な方法があるのではないか感がある。

Windowsからevinceを使う

■evinceとは
ubuntuなどをつかってるときのデフォルトのPDFビューワです.

■evinceをWindowsで使うメリット
アドビのPDFビューワと異なり,ファイルをロックしません.TeXWorksのような統合環境ではなくコマンドラインからlatexをコンパイルしているときに便利です.

■インストール方法
$ pacman -Ss evince
とやれば幾つか候補がでてくるはずです.

■使い方
$ evince hoge.pdf&
としてやり,hoge.texを色々編集してコンパイル.いちいちhoge.pdfを閉じる必要はありません.

■■■ 追記2018/10/25 ■■■ 
この記事を書いたときにはMinGWやMSYS2環境でやっていましたが最近はうまくいかないようです.
MinGWやMSYS2ではなくWSL(Windows Subsystem for Linux)上のUbuntuでevinceを使う記事を書きました.

TeXworks設定メモ

一発で見つけられなかったのでメモしておきます。
[編集]>[設定]で出る設定パネルで「タイプセット」を選び,以下のようにpLatex を追加します:

latexsetting

(追記: 「texworks 日本語」でググるのが正解だったらしい → TeX wiki — TeXworks/設定/日本語環境用の設定 )